ドクターヘリ運用開始
福島県立医大付属病院でドクターヘリが運用開始となったことを各紙が報じている。


************************

「空の救急車」始動 福島県のドクターヘリ

 東北初となる福島県のドクターヘリが28日、運用を始めた。初日は出動要請はなかったが、要請があれば駐機基地のある県立医大病院(福島市)から県内のほぼ全域へ30分以内に到着できる機動力を持つ。医大病院には同日、24時間体制の救命救急センターも開設され、県内の救急医療体制は大幅に強化された。
 運用開始前に専用ヘリポートで行われた式典で、佐藤雄平知事は「福島県は広大だが、地域間の医療格差はあってはならない。ヘリにより医療に恵まれない地域の安全・安心が飛躍的に高まることを期待する」とあいさつ。
 過疎地も含めた救急医療体制の充実に向け、医療や消防など関係機関の連携を求めた。
 佐藤知事はその後、集中治療室(ICU)や冠疾患集中治療室(CCU)など20床を備える県北初の救命救急センターも視察し、担当医師から最新の設備について説明を受けた。
 ドクターヘリの運用に備えて医大病院が養成した専門の医師と看護師は各6人。出動する際は院内の通信司令室から当番の医師と看護師の携帯端末に呼び出しがあり、ヘリポートへ5分以内に走る。
 初日は当番の医師と看護師がいつでも抜けられるように救命救急センターなどでサポート的な診療行為を行いながら待機を続けた。
 ドクターヘリは人工呼吸器や超音波診断装置などの医療機器を装備した6人乗りで、最大2人の患者を搬送できる。
 運航は原則午前8時半から午後5時まで。最も遠い桧枝岐村でも40分、それ以外の地域には30分以内に到着できる。
 到着現場では、その場で処置できる場合はそのまま治療を施し、医療機関での治療が必要な場合は県内4カ所の救命救急センターを含めた8つの指定病院に搬送する。
 地域の指定病院がふさがっているケースでの活用も想定されている。
(2008年01月28日河北新報)


救急医療充実誓う ドクターヘリ、救急救命センター運用開始式

 28日に行われた福島医大付属病院のドクターヘリと救命救急センターの運用開始式では、同病院や県内12消防本部、ドクターヘリ搬送先病院の代表らがテープカットするなどして本県の救急医療の充実を誓い合った。
 式典では、佐藤雄平知事が「全国3位の広大な面積の本県だが、地域によって医療に格差があってはならない。医療に恵まれない地域の安全安心のため、万が一の時には大きな力を発揮すると期待している」とあいさつした。
 高地英夫同大理事長は「消防、医療機関の連携があって初めて救命率の向上に寄与できる」と、県民の期待が大きいヘリとセンターの運用について関係機関の協力を呼び掛けた。
 遠藤忠一県議会議長が祝辞を述べた後、参加者が施設を視察。ヘリやセンターの装備内容や使用方法、患者搬送の流れなどを確認した。
(2008年1月29日 福島民友ニュース)

ドクターヘリ"運用開始

東北地方で初めて「ドクターヘリ」を配備した福島県立医科大学附属病院の「救命救急センター」の運用が28日から始まり、開始式が開かれました。
県北地方では初めて、県内では4か所目となる福島市の県立医科大学附属病院の「救命救急センター」は、東北地方では初めてとなるドクターヘリを備えています。
28日、「救命救急センター」の開始式が「ドクターヘリ」のヘリポートで行われ、佐藤知事が、「全国で3番目の広い面積を持つ福島県だが、地域ごとに医療の格差があってはならない。病院や消防との連携が進んで円滑に稼働することを期待しています」とあいさつしました。
このあと関係者がテープカットをして、センターの開始を祝いました。
病院の一部を改修した「救命救急センター」は、集中治療室など救急医療専門の20床を備え、細菌やウイルスなどの流出を防ぐために室内の圧力を調整できる部屋や、やけどの患者を手当てする浴槽が設置された部屋もあります。
また、医師が乗り込んで応急処置に当たりながら患者を医療機関に運ぶ「ドクターヘリ」は、患者を乗せるベッドが2台備えられ、心電図のモニターや患者に吸入させる酸素の量をはかる装置などが装備されています。
天候が良ければ福島市から県内で最も遠い檜枝岐村でも40分程度で到着するというドクターヘリの配備で県内の救急医療の充実が期待されています。
(2008年1月29日 NHK福島)

ドクターヘリが供用開始 救命救急センターも

 福島県が東北地方で初めて福島市の福島医大付属病院に配備したドクターヘリと、県北初の救命救急センターは28日、供用が始まった。
 病院敷地内のヘリポートで開始式が行われ、医療、消防、行政関係者ら約100人が出席。佐藤雄平知事が「広大な本県で医療格差があってはならず、ドクターヘリと救命救急センターは安全、安心の向上に大きな威力を発揮する」、高地英夫福島医大理事長が「消防、医療の緊密な連携で救命率向上に寄与したい」とあいさつし、遠藤忠一県議会議長も期待の言葉を述べた。
 テープカットに続き、佐藤知事、遠藤議長がドクターヘリに搭乗した。
 ドクターヘリは各消防本部の要請で医師と看護師がおおむね40分以内で各地に赴き、現場で診察しながら救急対応可能な病院に搬送するシステム。初日の出動はなかった。
 救命救急センターは集中治療室(ICU)など専用の20床に高度な医療機器を備えており、初日は午後6時現在、患者3人を受け入れた。


ドクターヘリ:運航スタート 効率的な運用に課題 「出動要請に躊躇」の声も /福島

 東北地方で初めての救急医療用ヘリコプター「ドクターヘリ」の運用が28日始まり、県北地方初となる県立医大内の「救命救急センター」も併せて開設した。ドクターヘリは県内全域に40分以内に到着できる。患者の救命率向上や後遺症軽減などが期待され、効率的な運用が課題となる。【西嶋正法】

 ドクターヘリは、人工呼吸器や心電図モニター、酸素マスクなどの医療機器を搭載。普段は同医大のヘリポートで待機し、各地区の消防本部の要請を受けて現場に向かう。ヘリには医師と看護師が同乗し、現場で救急治療を施した後、各地区の拠点病院などに搬送する。
 県医療看護グループによると、ドクターヘリの出動要請基準は、▽生命の危険が切迫しているかその可能性がある▽救急現場で医師の緊急処置が必要▽重いやけどなどで搬送時間の短縮が必要−−など。搬送できるのは一度に患者2人までで、大規模災害や多重事故で重症者が多数の場合は、消防防災ヘリと併用していく。原則として県内で運用されるが、近隣県で大規模災害が発生した場合は、県外出動も検討する。
 南会津地方広域消防本部の芳賀正義次長は「奥会津は雪道の事故や山岳遭難が多いので、ドクターヘリは心強い」と期待。相馬地方広域消防本部の草刈薫・救急係長は「現場ではヘリを要請するべきか躊躇(ちゅうちょ)する時もあると思うが、迷ったらまずは要請したい」と話した。
 この日、ドクターヘリと救命救急センターの開始式が同大ヘリポートであり、佐藤雄平知事は「福島は広大だが、地域間で医療格差があってはいけない。医療に恵まれない人たちの安全安心が飛躍的に高まり、万が一の時に大きな威力が発揮されるだろう」と語った。
(2008年1月29日毎日新聞) 

救急医療 | 【2008-01-30(Wed) 23:46:16】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する